よい本に出会いました。
「二十一日で世界六十六億人に幸せを届ける方法 」という詩人のせいさんと写真家の大西ゆりさんの本です。
そこには、シンプルなことばで、まっすぐ心に響くメッセージが書かれていて、とても感動しました。
私の考えていたことをこんな風にやさしく人に伝えることが出来る人がいるのだと、その愛の大きさに感動しました。
基本的なメッセージは1つです。(もちろん素晴らしいメッセージがたくさんちりばめられていますが。)
「あなたが幸せになってください。」
あなたの幸せが、人を幸せにします。大切なあなたをどうぞ自分で大切にしてください。
これは、私がいつも思っていることです。
自分が誰かと一緒にいるとき、何か無理をしている、聞きたいことがこわくて聞けなくてドキドキしている、本当はイヤなのことを我慢して受け入れている、とか様々な場合に大抵、私たちは、「私が我慢すればすべて丸く収まる。」「こんなことがイヤだなんて私はワガママな人に思われる。それは嫌だ。」とか、たくさんの恐怖で、自分の本当の欲求を諦めます。
ときに「そんなことを望む自分はなんてダメなんだ」と自分を否定したり、罵倒したりして。
そうやって「嫌なんだ」とか「悲しいんだ」といった自分の悲しい部分をなかったことにするか否定して、他の人に愛される自分でいるために、自分で自分を愛するのを忘れてしまうのです。
一つ例を挙げましょう。
ここに好きな人のいるある女性がいます。
彼女は、その人のことが好きなのに、そのことを相手に伝えられません。
その人も彼女に好意を持ってくれているようで、何度も誘ってくれたり、頻繁にメールがきたりします。その度に誘うようなことを言うのですが、向こうから彼女のことが好きだという気持ちを言葉では伝えられていません。
そんな時彼女は、彼に婚約者がいるという噂をききつけました。
この秋にも結婚するというのです。
でもそれは彼に直接聞いたわけではありません。
こういう状況のとき、彼女からその話を聞いた多くの人は、
「彼女は絶対にだまされている!」
と言います。何故なら彼女がそのように説明するからです。
彼女の中では事実がたくさん出来ています。(あくまで例です。)
1 彼は彼女のことが好き
2 なのに彼女以外に付き合っている人がいて結婚するらしい。
3 彼は自分の想いに気付いていないはずはない。
4 それなのにそんな人がいて二股をかけているなんて、彼は悪い人だ。
そしてこの「事実」に基づいて、彼はひどい人だから諦めようと決心します。
でもこの上のどれも本当そうにみえて、実はどの1つも事実かどうかは確定取れていないのです。
1.彼は彼女に好きだといったことはない。
2.彼女以外に付き合っていて結婚するかどうかの事実確認は出来ていない。
3.彼女は彼に想いを伝えていない。
4.二股かけられているのかの事実関係はまだ確かめられていない。
そして例えば二股を結果的にかけていたとしても、彼が悪気があって意図的にしたのかどうかはまだ確認できていない。
それなのに、彼女は曖昧な不確定なものに基づいて自分の大好きな人を諦めようとしているのです。しかも好きになった自分を馬鹿だったと責めるという最もひどい形で。誰にも確認することなく。
どうしてなのでしょう?
それは彼女の中に恐れがあるからです。
1. 実は彼女のことが好きじゃなかったと言われるのがこわくて直接本当の気持ちが聞けない。
2. 結婚するのが本当だと言われるのがこわくて確かめられない。
3. 受け入れられないことがこわくて「好き」と伝えられない。
4. 自分の大好きな彼が、二股をかけるような人だと思うと自分の見る目のなさに落ち込むから伝えられない。/もしくは、二股をかけられた愚かな自分にはなりたくないから本当のところは確認できない。
でも、そのどれも未確定だから、不安で不安で彼女は結局傷ついています。これ以上傷つきたくないと思うばかりに、「今傷ついている彼女」はないがしろにされてしまったのです。
「未来の彼女」の気持ちを大切にするばかりに、「今の彼女」の気持ちをないがしろにして、全部それは彼のせいだと人のせいにして逃げてしまったのです。
ああ。話が壮大になってきすぎて、今日一日では収集がつかなくなりました。
この続きは、また月曜日に。
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